ホテルルワンダ

先週の土曜日、一部で話題になっている『ホテルルワンダ』をシアターN渋谷にて鑑賞。
内容は、
1994年。100日間で100万人が虐殺されたルワンダで、1200人の命を救った男の実話を描く。
というもので、感想としてはかなりというか大大大満足！

事前の紹介などを見ていると、かなり生き延びるためにはえげつないことをやっているというイメージだったんだけど、実際に見てみると全然そんな感じは受けず、生に対して一生懸命な感じで主人公には感動するというくらい。
94年に新聞でしか知らなかった部族の対立をリアルに、史実を残すという意味でも大変いい作品だと思うなぁ。
作品としてというより現実のストーリーとして、憎んでいた方から前線を越えた時点で憎まれる方に回ってしまうという現実がどうだったかをぜひ知りたい感じだね。
（これは見た人にしかわかりにくい表現だね）

先日見た『ミュンヘン』は最後が中途半端な終わり方で消化不良でもあったんだけど、こちらはしっかり最後までストーリーがあった部分も満足。